増税ニッポンのすれ違い婚活!?

新年度のバタバタもようやく落ち着いて、気がつけばゴールデンウイークを迎えました。

カリヨンベルでもGWはすでにお見合いの予定がたくさん入っています。

いよいよ攻めの1週間ですね✨

 

さて、巷では健康保険料率が過去最高の9.34%を叩き出し、国民生活へのじわじわとした圧迫が増しています。

そうでなくても手取り額の目安は年収の75~85%と言われています。

例えば年収500万であれば約370~420万程度なんですよね。

 

 

こんな状態ではどうしても経済的な不安から、お相手の年収や経済観念について気になってしまうのですが、これがまたアンマッチの原因になってきているのです。

 

まず女性側ではこんな状況でも、というか、だからこそできればお相手男性は600万以上あって欲しいと望みがち。

これは企業会計監査対応などで、一定数女性の役職者を設ける企業(プライム上場企業で2030年までに約30%が目標とされています)が増えたこともあり、自分自身がそこそこの所得がある女性が増加したことも関係するでしょう。

確かに女性なら「結婚するなら自分よりは年収の多い人を」と考えるのは仕方ない気もします。

とはいえ今の日本の平均年収って450万くらいなので、この時点でかなり絞り込んだ状態で婚活をスタートすることになってしまいます。

 

また男性側は以前に比べて、共働きを必須条件にする方が本当に増えました。

男女どちらも経済的に自立した2人でありたい、という理由もあるにはあるでしょうが、実質的には「ダブルインカムでないと結婚ができない、不安」ということの方が大きいでしょう。

また倹約家をアピールする女性を探す男性も見受けられます。

 

 

結局、女性は自分より年収が高く、清潔感があり、楽しくリードしてくれる「ピンとくる」男性を希望し、男性は見た目が好みでそこそこ経済力もあり、結婚後も(できればフルタイムで)一生仕事を続けてくれそうな女性を求める、という構図になるのですが・・

もちろん、お互いにそんな相手は限られているので、大体の人は最初の理想をだんだん現実的な方向に修正していく経過を辿ります。

 

ここまでのトライアンドエラーですでにそこそこ貴重な時間がかかるわけなのですが、ここから最短でより良いお相手に辿りつくために、最近のお見合い取次経験から気をつけた方がいいと思ったことをお伝えしましょう。

 

 

1、経済力を盾にした、年下すぎる女性へのアタック

またコレかよというやつ。

若見えで年収高めの男性に多いのですが、びっくりするほど若い女性に申し込む男性が後を断ちません。軽く20歳は離れている方も普通に見かけます。

女性からはどうかするとお父さんよりも年上だったりするわけで、かなりの確率で玉砕です。

いくらお金持ちでも医師、弁護士さんでも女性の許容範囲は最大でひと回りくらいまでがほとんどですから、ワンチャン狙いならまだしも、ずっと続けるのは今すぐやめるべきです。

 

 

2、調子良すぎる家事男子アピールを真に受ける

共働き社会だと欠かせない男性の家事参加ですが、最近かなり強気な家事アピールをする男性が増えました。

特に高所得男性の「家事合理化、ドラム式洗濯機、ルンバ、食洗機、家事代行」がパワーワードですが、あまり鵜呑みにするのはどうも危険な気がします。

私の経験からしても、またいろんな方から聞いた話でも、経済力がある人ほどしまり屋(ケチ)なことが多いんです。

たとえ口はばったくてもいろんな費用を誰が負担するのかしっかり確認することも大事ですね。

また家事って簡単に合理化できないものもたくさんあります。じゃあそういう部分は誰の担当になるんでしょうか?

いざ結婚してから「話がちがう!」とならないように気をつけて欲しいです。

 

 

3、結婚を階層移動の手段にする

女性ならエリートっぽいイケメン、そして最近は男性でもバリキャリのトロフィーワイフ的な女性(マルチリンガル、超高学歴、投資家女性など)への申し込みがとても多いです。

結婚には誰でも夢や理想があるものですが、結婚を何気に階層移動の手段にする、昔風にいうと「玉の輿や逆玉」を求めていると婚活が長引くことは必至です。

なぜならそういうキラキラ男性は下方向歳の差婚を目論みがちだし、キラキラ女性も自分よりステータスの高い人を求めているから。

こうして残念なすれ違いが今日も起きています。

プロフの「幅広い方とお会いしたいです」の文言には、書かれていない隠された但し書きがあると思っておきましょう。

 

 

今回は未接種婚活を抜きにした、未曾有の増税社会での婚活について思ったことを書いてみました。

どれも全て、お互いの希望の「すれちがい」がミスマッチを呼び、婚活の長期化につながっています。

 

でも幸せな成婚をされたカップルは結婚で「棚ぼた的に得た」ものより潔く「捨てた」ものの方が多いです。

断捨離と同じで、捨てて空いたところに新しい素敵なものが訪れてくれるんです。

 

精神的にも厳しい面のある婚活を出来るだけ短期で終わらせるために、自分が一番お相手に求めるものは何なのかを具体化して、最短の成婚をつかんで下さいね!