未接種婚活でもいる「受け身」&「本当は結婚したいかわからない」

12月に入り、町はどこもクリスマスムード一色です。数年前よりコロナのせいで少し大人しめとはいうものの、やはりクリスマスシーズン、気持ちも華やぎますね。

結婚相談所・婚活まわりでは、クリスマスや年末までのカップリングを目指し、熱心に活動する方々がいる一方でちょっとペースの弾まない方も。

 

「他の相談所でも活動しているんですが、会う方がなにかこう、ピンとこなくて・・」

入会面談でよく耳にする話題です。

ピンとこない、というのをよくよく聞いてみると、皆さん「お相手が受け身」という話に着地するんです。

デートの提案をしても「どこでも大丈夫ですよ(^ ^)」というばかりで自分から提案しない。

真剣交際へ進めようとして具体的な話題を振っても、笑って流してしまう。

(では気がないのでは?)

と思うのですが、誘うと次もOKのお返事が来る。

このあたりが一筋縄でいかないというか、翻弄されて落ち着かない気分にさせられますね。

お店や行き先を考えるのに疲れるのではありません。お相手が本当に楽しみにしてくれていたら励みになりこそすれ、気持ちが分からないからだんだん振り回されているような気分になり、腹も立つ。

これが続けば誰でもさすがに疲れてしまいます。

 

普通の結婚相談所ならまあよく聞く話なのですが、わりと自分の意思を持っている未接種の人たちなのでけっこう意外な話でした。

婚活では、みんなが同じスピード感で行動してくれれば話が早いのですが、こういう番狂わせなことが多々あります。

 

また受け身とはちょっと違うのですが、婚活は始めたけど「本当は結婚したいのか分からない」という方も(汗)

今までの生活スタイルに落ち着きすぎていたり、婚活市場で否定されることへの抵抗感から何かと理由をつけて積極的にマッチングするような行動を避けてしまう方も散見されます。

実はこういう方は振り返ってみると、どこかで「自分でも本当は結婚したいかどうか・・」というようなネガディブ発言をされていることが多いんですね。

 

今のように結婚を希望する絶対数が減ってきている中では、成婚に至るにはいわば「下りのエスカレーターを上りきる」くらいの意欲が必要になってきています。まして未接種ではいうまでもありません。

どの年代においても、結婚相談所でのお見合いに関しては間違いなく意欲的な方との婚活の方が成果につながりやすいです。

 

気持ちが移ってしまってからでは誰でも冷静な判断が難しいもの。

何件かマッチングする中には「やる気がない」かのようにも見えるこういうパターンが出てくることを想定に入れて、もし巡り合ってしまったらあまりそこに執着せずにいられるよう、事前の心の準備も大切かと思います。