コロナ以降の自分の価値観

3年目を迎えたコロナ禍での夏。政府がマスクを外してといってもマスクを外さない子供や、なんとなくマスク協力を「お願い」し続ける店舗。なにかもうマスクを外さない暗黙の了解ができているかのような世の中ですね。

こんな中、結婚相手を探すお手伝いをするのがカリヨンベルの立場なのですが、私としてはこういう時だからこそ、自分の価値観をよく知り、ここは譲れないというところは同じ方向性の方を見つけなければ長い目で見てうまくいかない可能性が非常に高いですよと言いたいです。

 

コロナ対応を巡って残念なことに離婚にまで発展したご家庭も多いです。また離婚にまで至らなくてもマスクやワクチンを巡る意見の対立などで「なぜこの人と結婚したんだろう」と後悔している方もSNSなどで散見されます。

マスクなどの装着を特になんでもないと感じる方と不快で早く外したいと考える方では、些細なことのように思えてもその溝は徐々に広がってこういう状態になります。今までのお相手探しの基準からするとまったく新しい指標が出てきたわけで、この考え方が一致しなければ寄り添っていくのはかなりハードだと私は考えています。

 

またここでワクチン接種率を考えてみても、8割の方が2回目を接種され、6割の方が3回目も済まされている現状を考えると、マスクを始めとしたコロナ対策そのものに対して積極的な気持ちを持たない方がお相手を探すことの困難さはいうまでもありません。だからこそ、以前のブログで書いた、ワクチン等について積極的な考え方を持たない方へのサポートを始めたのです。こうした価値観を曖昧にしたまま、ひとまとめでマッチングをしていき仮交際で確認する、ということをお勧めしても非積極派は精神的、経済的な負担が大きいだけですが、現状他の結婚相談所ではほとんどのところでこうした区分でのサポートがなされていません。

 

カリヨンベルのもともとの理念は、婚活サポートを通じて方向性を同じくする仲間とつながり、その輪を同心円的に広げていくということを最終目標として始めた事業です。

婚活したいと思いながらも自分の価値観のためにお相手探しが非常に困難な方々は孤立されているのではないでしょうか。ぜひそういう皆さんの声を聞き、この難しい現状のなかでのお手伝いができればと考えています。