ブルゾンちえみさんの「女は待つの」というセリフが一世を風靡したのは記憶に新しいですが、往々にして婚活でも「待つ」ということが求められる場面が多いですよね。
お見合いの申し込みの返事を待つ。
本交際に入るかどうかの返信を待つ。
そしていよいよ、プロポーズの返事を待つ。
いろんなフェーズで最終的に相手の返事を待って祈ることしかできない、という状況がやってきます。
普通の恋愛でもなおさら、告白相手からの返事を待つなど私たちがやきもきすることしかできない緊張が強いられる場面が多いです。
そして人は待つことが結構苦手です。
人間は不安や危機感を感じるとアドレナリンが放出され、「闘争か逃走か」の、とにかく何らかの行動を取って危険を回避したいと思わないではいられないようにできています。行動に出る、というのはじりじりとした焦燥感からの救いだったりするのです。
ところが「待つ」という行為は私たちに行動することを許してくれません。待ち続けている限り、そのいやな状況の中で我慢しなければならないことになります。
しかし同じことばかり思いつめて待ち焦がれていては心も疲弊してエネルギーが枯れてしまいます。
ではどうしたらいいかというと「待つ」ということを「やることをやって忘れる」と読み替えてしまえばいいのです。
相手の気持ちは変えられないのですから、それなら人事を尽くしたあとは無理にでも「忘れ」て何か別の気になるできるだけ楽しい忙しないことに没頭しましょう。
恋愛に限らず、人生で上手な待ち方が必要な状況はたくさんあります。その度に結果を心配してはらはらし、エネルギーをすり減らすのでは時間も気持ちも勿体ないですよね。
どうか「待ち上手」になっていろんなケースに応用してみてください。