悩みも明日のチカラになるから

毎日の仕事や婚活、健康や人づきあいのこと、人生のこと。

みなさんいろいろ一人静かにいろんな悩み、想いを抱えて生きていることと思います。

「ああ、こんな悩みから解放されたい。悩んでいるのに何も変えられないこの時間や想いって無駄なのかな」と思ったことはありませんか。

私はこの仕事を始めるまでいろいろそんなことを思っている時期がありました。

何より「ただこの時間って無駄なのかな」という虚しさが辛かったですね。

でもご存知ですか?悩みや苦しみのネガディブな気持ちが実はポジティブに転換されるおおもとになっていたりするんです。

 

オーストラリアのニューサウスウェールズ大学の心理学者ジョー・フォーガス博士の研究によれば、人はネガディブな気持ちが大きな利点をもたらすことを証明しています。

人の怒りや悲しみは「人間の集中力と熱意を高め、より細かなことへの注意を増す」ことになるのです。

つまり悶々とした悩みや悲しみの日々を、人は自分の価値や望ましい将来へ跳躍するエネルギーに転換していく可能性を秘めているということです。

 

そう考えるとなにか力が湧いてきますよね。

私も今にして考えれば、悩んでいた時間の想いがこの仕事へのいいエネルギー源になっているのがよくわかります。夏目漱石や森鴎外のような名だたる文豪も、幼少期に寂しい気持ちを抱えた時期を持っており、その鬱屈したエネルギーがあの優れた文学作品に生まれ変わったと言えるでしょう。

 

今日の悩みもいつか本当の自分、欲しい未来へのステップの一つになると考えれば、少しポジティブな気持ちで過ごすことができるのではないでしょうか。