女性が話しやすければお見合いは成功か?

男性の皆さんはお見合いをしてみて(あ、この女性はさっきから会話を楽しんでくれているようだな、愛想よくにこにこ笑ってくれているし、これは好感度よさそうでうまくいったかな)と喜んでいたら、お見合いが終わった後お断りの連絡が入った、という経験はないでしょうか。

男性にしてみれば、会話も盛り上がったしあんなに楽しそうだったのにどうしてダメだったんだろう、と納得いかない気持ちになったりしますよね。これはわりとよくあることで、男性にしてみれば、お見合い成功だと気をよくしていたところから一転してお断りとなりがっかりしますし、一体どこがまずかったのかそれだけでも知りたい、と悶々としてしまうのは想像に難くないです。

 

就職の面接などでも面接官が特に突っ込んだ厳しい質問もせず、和やかに終わった面接なのに結果がうまくいかなかったということがあるように、この場合の女性は(今回は残念ながらちょっと違うなという感じだけどそれについて詳しく話を聞くまでもなさそう。ことさらに傷つけても悪いので適当に話を合わせて穏便にお見合いをやり過ごそう)と考えていた可能性があります。

女性の心理としては、ことを荒立てて嫌われるのもいやだとか、険悪な雰囲気になってまで相手のダメな理由を説明する義理もないから、といったところなんです。男性からしたらダメならダメと言ってくれたらいいのに、と言いたくなりますね。

 

でも単に女性側が(ここは指摘しても変わらないだろう)と思い込んでいるだけの場合もたくさんあるはずで、これは両方にとって本当にもったいないことですよね。

生理的に無理、といったようなどうしようもない場合を除いて、女性はできるだけ相手や仲人さんに「好感を持っているのだけれど、ここだけ直してもらうことはできないだろうか」というように相談してみることをお勧めしたいです(もちろん本人に直接言う場合はデリカシーのある表現を心掛けましょう)。

 

また男性にしても、(女性がニコニコしているからもう大丈夫)と簡単に安心せず、早めに切り上げようとしている様子はないかとか、会話にしても「そうなんですね」で終わらず、ちゃんとラリーが続いているかなど気づける範囲でアンテナを立て、冷静にお相手の態度を観察するスタンスが大事だといえますよね。

 

ちなみに、愛想笑いが苦手で簡単にニコニコしてくれない警戒心のある女性は、親しくなると押しに弱いという自覚があるための防衛から、ということも言われ、いったん仲良くなると一転して長続きする確率が高いそうです。