シニアの婚活こそ全力で応援したい

数年来のコロナ禍にもかかわらず、婚活市場に参戦される方々は増えているようです。

マスク越し、アクリル板越しのコンタクトで障害は多いですが、婚活パーティなどでも時々マスクを外して素顔を確認しあってお見合いを進めるたくましい婚活の様子が見られます。

 

ただこの数年である変化が起きています。

それは結婚するモチベーションが「この先何があるかわからない、孤独死なんてことになるのは嫌だな」という不安によって底上げされているというところです。

そういう意味では年齢的にシニアに属する方々にとっては若い時よりも切実な問題になってくるのは間違いないでしょう。

そのためか熟年離婚の増加や未婚率の上昇で50代以上でのお相手探しが静かに増加の傾向を見せているのです。

いま平均寿命が長くなった分、それに伴ういろんな人生の楽しみを分かち合いたいという気持ち、また同時に抱える健康上やいろんなリスクを一緒に乗り越えていってくれる心強い「相棒」の必要性が自然と上昇してきているのですね。

 

私もこの傾向は実はもろ手で応援したい気持ちでいっぱいです。

経済的にも健康上の理由でも、やはり一人で老いることは誰にとってもリスクを抱えることになりますよね。

結婚することで年金や共有財産の増加も見込めて支え合うこともできやすくなるので安心です。

また子供の問題についても、あえてお相手の連れ子さんを迎えてのステップファミリーという選択肢もあり、子育てや後継者の育成に熟年ならではの余裕で向きあうこともできるでしょう。

 

ただ今後の介護問題などいくつか違いの考え方をはっきりさせておく必要のある事柄は出てくるのは確かですので、その点はうやむやにせずしっかりと話し合い、あとは「価値観」が合う今後の人生を託しあえるお相手をじっくり探すのが最適なスタンスだと思います。

これからの人生をより豊かにできる新しい一歩へのお手伝いをさせていただきたいと思っています。