花開くときを待つということ

何かを始めるとき、誰かの返事を待つ時、そして全力を出したあと結果を待つとき。

待つ、ということは簡単でいてすごくエネルギーを必要とすることです。

心静かに、動かずに、ただ待つ。

これがなかなかできない。

人間、悩みや心配があると動いて足掻きたくなるんですよね。

危険を感じるとアドレナリンが分泌されて「闘争かもしくは逃走か」を選ばなければいけないような気になるんです。これは「闘争・逃走反応」という自律神経の働きです。

でも原始時代はともかく、今を生きる私たちにとってはこれは厄介な働きに思われるんですね。

じっとしているのが辛いので、何かしようとして状況を余計悪くしたり、焦って誰かとの関係を悪化させたりしてしまいがちです。

でもみんな本当はわかっているんですよね。蕾も自然に花ひらく瞬間がある。それを待っていれば必ずその時が来るんです。

 

婚活を始めるかどうするか悩んでいる方がご相談に来られることもあります。

このままじゃいけない。でも一歩を踏み出す、新しいことを始める踏ん切りがつかない。

いいんです。自分のタイミングが来る時まで待って大丈夫ですから。

内なる声に耳を澄ませて、その時が来るのを待っていればいい。

私も待っています。カリヨンベルは逃げません、だからちゃんとあなたにその時が来るのをお待ちしています。

 

もうあと一月もすればもう春。きっといろんな夢が花開く時を待っていることでしょう。