結婚相手との相性

自分を含めて、人の性格ってわかっているようで本当はあまりよくつかめていないもの。

だから自分を知りたくて「心理テスト」ってわりと誰でも好きですよね。やってみたことがある方も多いかと思います。

カリヨンベルでも入会の際、その方の人となりや求めているお相手のタイプをあらかじめ知っておくため、簡単な心理テストをお願いしています。

心理テストでいうと、「エゴグラム」の名前で知られているものがわりと有名かと思います。

アメリカの心理学者J.M デュセイが作った診断テストで、5つの性格因子ごとの偏り具合から性格タイプを分類したもので、50問程度の質問に答えるだけでこれがけっこう納得できる診断結果が現れるんですよ。

 

詳細は「エゴグラム」で検索していただければいろんなサイトがあるかと思いますが、私とパートナ両方やってみて、その結果をグラフにしてみたところ気づいたことは、「正反対の部分とピタッと一致する部分がはっきり別れて出ている」なということ。

手前味噌でたいへん恐縮ですが、我が家ではありがたいことにほとんど深刻な諍いになることがありません(笑)。これは私の真面目な部分が強く出すぎるタイミングでパートナーのユーモアの部分がカバーしてくれているということだと思っています。

 

人間は誰でも強みと弱みがあると思いますが、これがパートナー同士で真逆だと、お互いの弱い部分を相補することができますよね。

昔から「似た者同士」がうまくいく、いや反対の性格の方がいい、などいろいろ聞きますが、似ているだけでもストレスがかかった時、同じ部分が疲弊しやすいだろうし、まったく重なる部分がないのも面白みがないのではないかなと思います。

結局のところ、似ている部分と違っている部分のさじ加減がいい塩梅だった時、その二人が「相性がいい」ということになるのでしょうね。

いろんな角度から会員さんの人となりや求めておられる希望を細やかに把握して、いかにうまく活動にフィードバックしていくかが私たち相談所のカウンセラーの手腕が試される部分だと感じます。